今回の旅では、いくつかの飲食店を利用した。
食事は観光の目的というよりも、移動や作業の合間に身体と気分を整えるための要素として捉えている。
ここでは、すべての食事を網羅するのではなく、特に印象に残ったものを中心に、この旅における「食」の記録をまとめていく。
この旅における食事の位置づけ
旅における食事は、日常の延長として現地の人の外食環境に触れたり、自分を整える要素が大きい。
ミシュラン掲載の有名店や行列ができる人気店にはこだわってないが、結果的に韓国の芸能人に人気らしい店にも入った。
今回の食事に求めていたもの
- 一人前注文がOK
- できるだけローカルな雰囲気
- 行動の積み重ねを確認する
印象に残った食事について
ソウル旅で印象に残った食事を記録しておく。
清潭(チョンダム)スンドゥブ
スンドゥブの専門店。
店舗情報
- 住所:1st Floor, 654-7 Sinsa-dong, Gangnam-gu, Seoul
- 営業時間:8:00~22:00
- 最寄り駅:Apgujeong Rodeo Station|狎鴎亭ロデオ駅(水仁・盆唐線)5番出口徒歩5分
- 地図:Map
利用したタイミング
- 2日目のランチ/アスレジャー店舗ウォッチの移動途中
店の雰囲気やその時の状況など
少し遅めのランチ。1店舗めのウォッチを終えて2店舗目に向かう途中に目に留まった店。
時間のせいか、一人で食事している現地の人が2人だけで空いてたので入店。
店は昔ながらの老舗という感じだったが公式のインスタには2002年オープンとあった。
この店、非常に有名店のようで、韓国アイドルのサインがずらりと壁に飾られていた。
サインの日付が10年くらい前なのがほとんどだったので、ブームは去ったのかな?
海鮮スンドゥブを頼んだ。この日の流れにはちょうどよかった。
SSADA GIMBAB Gamgnam店
ブテチゲ等、韓国料理のファストフードのような店。24時間営業。
店舗情報
- 住所:5 Gangnam-daero 39-gil, Seocho District, Seoul
- 営業時間:24時間営業
- 最寄り駅:Yangjae Station|良才駅(3号線・新盆唐線)2番出口徒歩2分
- 地図:Map
利用したタイミング
- 2日目の夕食/夜は疲れたのでホテル隣の店で
店の雰囲気やその時の状況など
昼間に歩き疲れてホテルに戻ったら遠出する気力がなくなりホテル隣の店にある店で済ますことに。
ホテルから出た時に何度も店の前を通ったが常に混んでいるので、美味しいのかなと気にはなっていた。
後で調べたら、チェーン店のようでソウル市内にもいくつが店舗があった。
入口すぐのタッチパネルで注文する形式で、店内飲食かテイクアウトが選べる。
ブテチゲを注文し、せっかくなので店内で食べることにした。
その間、次々とお客さんが入ってくる。テイクアウトも含めて回転が早い。
一人で来る現地のサラリーマンやOLが多数で、欧米の観光客がちらほら。日本人らしい人には一人も遭遇しなかった。
店内は清潔で料理の提供も早かったので、サクっと食事を済ませたい時に便利な店だと思う。
ローカル仕様のファストフード店は、現地の暮らしぶりが垣間見れるので、私のスタイルとも相性がいい。
意外な発見ができたのは大きな収穫。
Yoogane江南店
鶏料理のチェーン店。
店舗情報
- 住所:438 Gangnam-daero, Gangnam District, Seoul
- 営業時間:11:00~24:00
- 最寄り駅:Sinnonhyeon Station|新論峴駅(9号線・新盆唐線)6番出口徒歩4分
- 地図:Map
利用したタイミング
- 3日目のランチ/ホテルに荷物を預けてこの店目当てに
店の雰囲気やその時の状況など
ランチ前の11:30に行ったが既に混んでいたが、待たずに入ることはできた。
私が注文を終えた頃には満席になり、何組か待っていた。
韓国は一人で食事をする文化が浸透していないようで、飲食店でも二人前からの注文が主流らしい。
この店も二人前からしか受け付けていないので、チーズチキンカルビを二人前で注文した。
Yooganeは人気のチェーン店であることは把握していたが、この店に来たのは目的がある。
Yooganeはシンガポール在住時に友人とよく通った店で、韓国に行くときは訪問したいと思っていた。
そもそもが一人で行くような店ではないので少し抵抗はあったが、あの頃の自分を振り返る。
海外で就職して現地で生活。異国でサバイブしながら暮らした当時を思い出すと随分と成長したと思う。
海外生活は、行動すれば目標は達成できるという成功体験のひとつで、メンタルを強くさせてくれた。
あの時、海外就職しなかったら、今の自由な人生は手に入らなかっただろう。
Yooganeで二人前のカルビを食べながら、そんな事を考えていた。
この旅における「食」の振り返り
贅沢にグルメ三昧ではなく、ホテルでの食事や仕事中のランチ、軽く夕食というスタンスだった。
良かった点
- 日常に近い食事スタイルは旅をイベント化しすぎないメリットがある
- 偶然入った店が次回以降も使えそうな店だったこと
この店に行けば、コストを抑えて美味しいものが食べられるという確信があると、店を探すストレスが減る。
想定と違った点
- 朝食の内容と価格のバランスはやや割高に感じた
- カフェで休憩を想定していたが時間が取れなかった
今回は、アスレジャー店舗ウォッチに想定より多くの時間を割いたので、カフェで休憩をすることなくテイクアウトでコーヒーを買う程度。
全体としては、食事に必要以上のコストをかけることなく、旅のエネルギーを補給できた。
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