英語でメールを書くとき、「この表現で合ってるかな?」と不安になることはありませんか?
そんな時に役立つのが、AIが英文を自動校正してくれるツール「Grammarly(グラマリー)」。
無料から試せるので、英語初心者でも安心して使い始められます。ビジネスメールやレポート、ブログ・SNS投稿まで幅広く対応できるのが特徴です。
私自身もシンガポール時代の友人に勧められて以来、足掛け10年近くGrammarlyを使っています。海外生活や仕事の場面で、実際に何度も助けられてきました。
特に最近は、Nottaで文字起こし → Grammarlyで校正という組み合わせで、効率が大幅に上がりました。
Nottaについては「Nottaサブスク料金と用途別プラン解説」にまとめています。
この記事では 「Grammarlyとは何か」から「使い方・料金・メリット・注意点」まで をわかりやすく解説します。
英文ライティングをもっと自然に、もっと効率的に仕上げたい方はぜひ参考にしてください。
Grammarlyの特徴
Grammarlyはクラウド型の英文校正サービスで、文法チェックにとどまらず「自然な表現」までサポートしてくれるのが大きな特徴です。
- 文法・スペル・句読点の誤り検出
- 不自然な表現や語彙の重複を修正提案
- 文脈に応じた自然な言い換え
- 文章全体のトーンや文体を調整
- 短文から長文まで即時に添削
クラウド型なので、ウェブエディタ、Chrome拡張、Wordアドイン、スマホアプリなど、環境を選ばず使えるのも魅力。
初心者から研究者、ライターまで、幅広い層にフィットする万能さがあります。
Grammarlyのメリットとデメリット
ツール選びで気になるのは「良い点と気をつける点」。実際にGrammarlyを使っいて感じられるメリットとデメリットを整理しました。
メリット
- 英文法やスペルミスを瞬時に検出
- ブラウザ拡張やOfficeアドインでシームレスに利用可能
- 語彙バリエーション提案や不自然表現の修正で「伝わる英文」に
- 有料版では盗用防止チェックやリライト機能も利用可能
デメリット
- 無料版では基本機能のみに制限される
- 日本語には非対応(英語専用)
- ネイティブ添削レベルには及ばないケースもある
- オフライン環境では利用不可
とはいえ、「英文品質を手軽に底上げしたい」という人には十分なサポート力を持っています。
Grammarlyの活用方法
Grammarlyは、ただの校正ツールにとどまりません。工夫次第で「英語ライティングの相棒」になります。
- Google翻訳と併用
翻訳後の英文をGrammarlyに通して、文法やニュアンスを自然に。
- ビジネスメール・報告書
トーンや用途を指定して、形式に合った英文を効率的に作成可能。
- 学術論文やレポート
有料版の盗用チェックやリライト提案で安心感アップ。
- ブログ記事やSNS
短文から長文まで校正でき、語感も整う。
- スマホアプリ
チャットやSNS投稿も即座にチェック可能。
具体的な使い方のコツ
私の場合は、仕事で ウェブサイトを英語化する案件 が増えてきた時にGrammarlyの真価を実感しました。
限られた納期の中で、すべてを人力翻訳するのは効率が悪いし、ニュアンスの細かい調整にも手間がかかります。
そこで活用しているのが、
Google翻訳やDeepLでまず下訳を作る → Grammarlyで文法や表現の自然さを整える
という流れです。
機械翻訳だけだと不自然な言い回しが残ることがありますが、Grammarlyを通すことで 「ネイティブが読んでも違和感のない英文」 に仕上げられます。
さらに最近は、会議音声をNottaで文字起こし → Grammarlyで校正 というワークフローを取り入れています。
日本語で議事録を作り、それを英訳して整える場面でも、Notta+Grammarlyは本当に相性が良いです。
実際のNotta活用法はこちらの記事で紹介しています。
》Nottaサブスク料金と用途別おすすめプラン
Grammarlyの料金プラン
Grammarlyには 無料版 と 有料版(Premium / Business) があります。
- 無料版
文法・スペル・句読点チェックが中心。メールやSNSなら十分。
- 有料版(Premium)
複雑な文法やトーン調整、盗用防止チェック、豊富なリライト機能を追加。
料金は月額$30前後、年払いだと月$12程度。
- 有料版(Business)
複数人での利用に向いている。
まずは無料で使ってみて、必要になったら有料版にアップグレードするのがおすすめです。
もっと詳しく、無料版と有料版の違いを知りたい方は以下の記事をご覧ください。
》Grammarly完全ガイド|初心者でも使える!無料版と有料版の違いを解説
Grammarlyを使う時の注意点
どんなに便利なツールでも、気をつけるべき点はあります。
- 個人情報や機密文書の利用は注意
- 日本語校正には非対応
- 専門用語や固有表現は誤修正されることも
- 提案はあくまで参考。最終的には自分で確認が必要
とはいえ、日常的なメールや学習用途なら十分信頼できる精度です。
Grammarlyはこんな人におすすめ
Grammarlyは以下の方に特におすすめです。
- 英文メールを頻繁に書く社会人やフリーランス
- 論文やレポートを執筆する学生・研究者
- 英語学習や資格試験でライティング力を高めたい人
- 海外クライアントとやりとりをする営業やブロガー
英語を書くことに不安がある人でも、AIの力を借りれば「自分の言葉をもっと自然に伝えられる」と感じられるはずです。
ちょっとしたサポートを加えるだけで、仕事や学習の効率が大きく変わりますよ。
まとめ:Grammarlyは英語初心者でも安心のAI校正ツール
Grammarlyは、英文法チェックから自然な表現の提案まで行えるAI英文校正ツールです。
- 無料版で手軽に始められる
- 有料版でビジネスや学術にも対応
- 外注校正よりコスパが良く、即時利用可能
英文に自信がないとき、まずは無料で始めてみることが一番の近道。必要に応じて有料プランに移行するのがおすすめです。
私自身も無料から始めましたが、ビジネス利用が増えてからは有料版に切り替えました。
外注で1通ごとに数千円払うより、Grammarlyを契約したほうが圧倒的にコスパが高いと実感しています。
また、Nottaと組み合わせて使うことで仕事効率はさらにアップします。
Nottaの料金プランと活用法 もあわせてチェックしてみてください。
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