今回の滞在では、ヒルトン・ガーデンイン・ソウル江南の朝食を利用した。
ホテルの朝食は、自分にとって単なる食事ではなく、旅先でも日常のリズムを立ち上げるための大切な要素になっている。
ここでは、今回の朝食の内容や会場の雰囲気、その日の過ごし方への影響を中心に記録していく。
この滞在における朝食の役割
朝食をホテル内で完結させる理由のひとつに、食後に部屋でゆっくりしたい、というのがある。
私にとっての旅は観光ではなく、あくまで日常の延長として旅を位置付けているので、朝食も家で食べる感覚。
リラックスした服装で、時間をかけて食べる。
朝食の時間も、アスレジャー寄りの服装で過ごすことが多い。
リラックス感と外出前のきっちり感、そのどちらも満たせる。
こんな風に、朝食の時間を使って整えていく。
ヒルトン会員特典で朝食がついてくる
ヒルトンAMEXカードを所持している場合、ヒルトンのゴールド以上の会員に与えられる朝食無料の特典を受けられる。
今回もこの特典を利用した。(一部の国では朝食クレジットがついてくる)
旅先での朝食はホテル内でとりたい私にとっては、かなりポイントの高い特典だ。
》ヒルトンAMEXの詳細はこちら
今年の12月にヒルトンAMEXカードを一般からプレミアムに切り替えて、ダイヤモンド会員になったので、こちらも別途記事にしようと思う。
朝食会場と提供スタイル
朝食基本情報
- 場所:2階ダイニング「Together&Co.」
- 朝食時間:平日7:00~10:00/週末7:00~10:30
- 形式:ビュッフェスタイル
いつもの旅と同じように、営業開始直後の落ち着いた時間に行く。
この時間に行くことで、静かに一日の始まりを過ごすことができる。
朝の時間帯の雰囲気
オープン直後の朝食会場は、人が少なくて落ち着いている。
同じように早く来る人は、出張で来ているビジネスマンの場合がほとんど。
窓側の席から、通勤で江南大路を行き交う人々を眺めながら、焼き立てのオムレツを頬張りながらエネルギーチャージ。
こんな雰囲気で朝食時間を過ごすと、私も旅仕様で仕事モードのスイッチを入れることができる。
実際に食べた内容について
朝食は韓国料理、というような朝食ではなく、一般的なコンチネンタルブレックファスト。
ホテルビュッフェの朝食としては、そこまで種類が充実していたわけではない。
ライブキッチンもオムレツと目玉焼き程度で、シェフというよりは従業員が調理している印象。
特に現地料理を楽しむという感覚ではなかったので、オムレツ・パン・チーズ、といった無難なものを選んで食べた。
良かったのは、紙のコーヒーカップがあって、マシンで淹れたコーヒーを部屋に持ち帰れた事。
食後に部屋でゆっくりしたい私にとって、この点はポイントが高い。
朝食後のルーティン
朝食会場のダイニングで淹れたコーヒーを部屋でゆっくり飲みながら、一日の行動予定を整理。
私は方向音痴なので、乗換手段や目的地の地図を頭に叩き込む作業がマスト。
もちろん、地図は持っていくのだけど、旅先で堂々と地図を開くのは治安面で不安なので極力避けたい。
なので、目的地の住所をスマホのメモ帳に貼り付けておいて、現地でGoogleMapを頼りに歩く。
こうして外出準備をしてから出掛ける。
滞在体験としての朝食の位置づけ
良かった点
- 窓からの眺めで現地の人の日常を垣間見れた
- ダイニングの空間は広くて明るく快適だった
- コーヒー用の紙カップが用意されていて部屋に持ち込みできた
想定と違った点
- 朝食内容は標準的だが、宿泊費全体とのバランスという点ではやや割高な印象
あとは、トースターが壊れて一時使えなくなるアクシデントが。
ホテルでよく見るドイツ式の回転式のトースターが回らなくなって同じ位置で焼けすぎるという・・・。
スタッフがすぐに来て慣れた手つき修理してくれた。よくある故障なのかな?
これはなかなか面白い体験だった。
次回も利用するかどうか
ここのホテルの朝食が食べたくて宿泊する、ということはないだろうけど、泊まれば利用するという位置付け。
割高感は否めないけど、「お目当てのカフェで朝ごはん」という目的でもなければ、外出して朝食を食べることはなさそう。
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